ロコガイド テックブログ

「地域のくらしを、かしこく、たのしく」する、株式会社ロコガイドの社員がいろいろな記事を書いています。

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フルリモート勤務として入社して

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はじめに

この記事はロコガイド Advent Calendar 2020の16日目です。
2020/10/16にロコガイドへ入社した、たかえす(@yusabana)と申します。開発部に所属していて、直近ではトクバイというサービスのバックエンドの開発をしています。沖縄在住でリモート勤務しています。ロコガイドでは初の地方からのリモートワーカーとして採用されました。

ロコガイドの「地域のくらしを、かしこく、たのしく」というミッションに共感し、地域のくらしを良くするサービスに関わっていきたいと思い入社を決めました。
その中でリモートワーカーとして心がけていること、ロコガイドでの取り組みで特徴的に感じたことについて書いていきます。

リモートワークのメリット・デメリット

これまで私は約3年半リモートワークを経験してきました。

リモートで働くメリットとしては、通勤に使っていた時間や通勤によるストレスがなくなることです。これにより可処分時間が増え、子どもと一緒に夕飯を食べたり、趣味のランニングできたりとストレスを発散できるようになりました。
エンジニアの視点でいうと、東京などの一部にしか拠点がない会社を選択できるようになり、地方にいながら興味のあるサービスや好きなサービスの開発に携わることができるようになりました。その結果、やりがいや給与面で妥協する必要がなくなりました。

逆にデメリットとしては、同じ空間にいることで生まれていたコミュニケーションが少なくなることです。オフィス内での突発的な会話ができないこと、顔色や振る舞いから困っていることを察しづらくなりました。結果、それらをきっかけに発生していた気軽な相談や雑談が減ったと感じています。

リモートワークで心がけていること

上記のようなデメリットがある中で、重要になってくるのが Slack などの非同期かつ文字によるコミュニケーションです。会話による偶発的なコミュニケーションが少なくなり、チャットでのやり取りが大半になってくる中で、ちょっとした工夫が仕事のやりやすさに繋がると考えています。主に以下のようなことを意識的に行っているので紹介します。

  • テキストではリアクションを大きめに。絵文字リアクションを有効活用する
  • 何事も臆せず話す・聞く(えいやで投稿する)
  • スルーされることもあるけど気にしない(めげずに何度もメンション)
  • 発言はなるだけ具体的に、伝わりづらかったら通話

これらを多少意識するだけで存在感を示せたり、やり取りを円滑にできたりします。
特に絵文字リアクションは、リアクションを送る側は負荷が少なく、受ける側は反応があるだけでも気持ちに余裕ができるのでおすすめです。
リモートワークでは、こういう細かい事の積み重ねが良い方向にも悪い方向にも繋がるため、大事にしていきたいと考えています。

ロコガイドにおけるリモートワークに良いと感じた特徴的な取り組み

ロコガイドでは、CTOの「在宅勤務への移行プロセスと課題への取り組み」という記事にもある通り、コロナの感染拡大に伴う対策の一環としてリモートワーク(在宅勤務)の体制を構築している途上にあります。そのため完璧ではないことや、今後も制度や取り組みが変更される可能性はありますが、開発部が行っている取り組みから特徴的なものを入社間もない私の視点で紹介します。

朝会

一般的に朝会といえばスクラム等の開発手法のイベントのひとつです。私の認識では主に前日やったことや今日やることなどの直近の進捗を共有する場というイメージがありました。
しかし、ロコガイドの開発部ではただ進捗報告するだけの朝会ではありません。ファシリテーターが持ち回りで簡単な質問をおこない、各人が1分前後で質問に対して回答するという質問会のようなことを毎日行っています。
質問は「昨日食べた夕飯は?」や「最近見た面白いものは?」のように肩肘張らずに答えられる、ゆるふわで雑談のきっかけとなりそうなものです。 リモート環境下で雑談の機会や相手の人となりを知る機会が少ない中で、簡単にコミュニケーションを取れるので良い取り組みだと感じてます。特に入社間もない立場からするととても貴重な時間です。進捗報告よりもむしろ質問会のほうがメインとなっています。

メンター・分報チャンネルによるサポート

入社直後のメンバーをサポートするため、一人に一人ずつ先輩がメンターについてくれます。入社直後でわからないことが多いうえにリモート環境下という状況の中で、気軽に相談に乗ってくれる人がいるのは心強いです。
また分報のチャンネルを開設し、今やっていることやつまづいているところをつぶやくと、メンターを含め周りで見てくれた人からツッコミやアドバイスをもらえます。このあたりは社風として良い文化だなと感じてます。

終わりに

私のこれまでのリモートワークでの経験から心がけていること、ロコガイド開発部のリモート環境下での取り組みの一部を紹介しました。機会があれば他の取り組みについても紹介します。
また、「リモート環境でのチーム作り」ということで、隣のチームではありますが、リモート環境下でのチーム作りにおける心理的安全性について書かれた記事もあります。さまざまなことを試行錯誤して取り組んでいるところですので、興味があればぜひご覧ください。

引き続き明日のロコガイド Advent Calendar 2020も見ていただけたら幸いです。