ロコガイド テックブログ

「地域のくらしを、かしこく、たのしく」する、株式会社ロコガイドの社員がいろいろな記事を書いています。

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ロコガイドでのVPoEのお仕事〜就任のご挨拶〜

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こんにちは、4/1付でVPoEに就任した小川@conceal_rsです。

入社してからかれこれ3ヶ月経過してしまいましたが、このような情勢ですのでオフィスにはほとんど行っていません。直近で2回ほど出社するまで、3ヶ月間まるまるリモートだったりしました。 それでもうまく回せるようになっているのは、ロコガイドではリモートワークのガイドラインを作成し運用しているからです。 こちらについてはCTOの前田が在宅勤務についての記事を投稿しているので、 詳細を知りたい方は是非読んでみてください。

今日は就任の挨拶ということで、ロコガイドのVPoEとしてどんなことをやっていくのかについて書いていこうと思います。

VPoEってなに?

最近は色んな会社でVPoEという役職が生まれていますが、そもそもはどういう役職でしょうか。 Vice President of Engineeringが正式名称なので、日本語にするとエンジニアマネジメント責任者になるのでしょうか。 CTOが経営面での技術戦略や技術方針を打ち立てる人であるのに対して、VPoEはそれ実現するための採用や組織作りなど、 現場寄りのマネジメントを担当する人というのがざっくりとした役割分担と言われています。 私もロコガイドではエンジニアの採用をメインに、組織作りや育成などに取り組んでいきます。

エンジニア採用

どこもかしこもエンジニア不足ですが、弊社でももちろん足りてはいません。 たくさんあるやりたいことに対して、なんとか少人数で回しているというのが実情ですので、みなさまのご応募お待ちしております🙇

知名度を上げる

さて、そもそもでいうとロコガイドという会社をご存知でしょうか。トクバイというサービスを運営している会社で、 実は去年の8月に社名を変更していて、もともとはサービス名と同じ株式会社トクバイという名前でした。 トクバイは過去にRubyKaigi 2019 でスポンサーをしていて、 ブースではビンゴを開催していたので、 来場された方は見覚えがあると思います。また残念ながら中止になってしまった RubyKaigi 2020*1では、 株式会社ロコガイドとしてRuby Sponsorをする予定でした。 また最近では、テイクアウト・デリバリー情報混雑ランプなど、 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で変わってしまった地域のくらしをよりよくするサービス・機能を提供し続けています。

ただ現時点で、エンジニア界隈での知名度が高いとは思っていません。サービスとしてのトクバイをご存じの方はそこそこいらっしゃいますが、会社としてのロコガイドはまだまだだと感じています。 そこで、弊社のCTOやエンジニア、どういう会社なのかを知っている人を増やすというのも私のミッションとなっています。 このブログを盛り上げたり、オンライン勉強会を開催したりなど、よりみなさんに知ってもらえるように色々と活動していこうと思っています。

キャリアプランとキャリアマッチ

エンジニアの採用に重要なのは、エンジニアのキャリアプランです。ではキャリアプランと言われて何を想像するでしょうか。 平成の初期はPG(プログラマ)→SE(システムエンジニア)→PM(プロジェクトマネージャー)というのが通説でしたが、いまはかなり多様になってきています。 エンジニアとして技術に特化することや、新規サービスを企画したり、あるいはマネージャーとしてチームや部署を見るなど、 一般的なWeb系企業の業務の延長上でもいくつかプランが考えられます。 当然ですが、更に細分化していき、例えばフロントエンドとバックエンド、SREやDevOpsなど、その分け方も様々です。

このキャリアプランですが、みなさんはどのように考えているでしょうか。 1年後や3年後にどうなっていたいか、どうなっているか。 5年後10年後はどうなっているか、20年後や30年後はどうか。 もちろん社会情勢や技術的変化などによって状況が変わるかもしれないので想定することは難しいかもしれませんが、 自分がどんな未来を生きているかを想像することはできると思います。 この未来を実現するために、いま何をすべきかを考えることが、キャリアプランを考える上で重要だと思っています。

特に採用にはこのキャリアプランを考えることが非常に重要だと感じています。 候補者の方のキャリア形成に弊社が役に立つのか、弊社のキャリアポートフォリオに候補者がマッチするのかは重要です。 ここがずれるとお互いが不幸になりかねないので、カルチャーマッチと同様にしっかりと確認しておきたいところです。

エンジニアの成長と育成

キャリアプランと弊社のキャリアポートフォリオがマッチして採用が進んだとして、入社したら終わりというわけではありません。 入社後にキャリアプランを見据えてどのように成長していくかも重要なことです。 エンジニアとして、仕事を通じて成長することはもちろんできますが、ただ漠然と仕事をこなすだけでは成長するかどうかはわかりません。 会社としても、適切な仕事を適切な方法やタイミングでアサインしていかないと良い成長を促すことはできませんし、その仕事での成長がキャリアプランに沿っているかも重要になってきます。

またすべてが成長に寄与できるものにできるかは、非常に難しい問題です。 長期的に見ると寄与することは多いと思うのですが、そのような仕事は短期的に見ると関連すら見られないことがあります。 例えば数学は、勉強するときには将来役に立たないと思う学問ですが、エンジニアになってから「あのときちゃんとやっておけばよかった」と後悔するケースは多いでしょう。 「どのような仕事が適切か」や「仕事の中でどう成長するか」については、あとになって結果がわかる事が多いところが難しい点です。 こちらは継続的に取り組んでいこうと思っているので、追々このブログなどで紹介できればと考えています。

また成長には本人の意欲も必要です。成長したいと思っていろいろな活動をされている方が多いですが、 キャリアプランを見据えた成長と一致しているでしょうか。 ここがずれていると本当にたどり着きたかったキャリアとかけ離れてしまうことになります。 個人的にはこの部分が非常に重要だと思っているため、エンジニアのみなさんと向き合って一緒に成長をしていけるように心がけています。

組織作り

エンジニア組織と聞いてどのような形態を想像するでしょうか。 開発部や技術部といった部署に全エンジニアが所属している会社もあれば、事業部にそれぞれエンジニアがいる会社もあるでしょう。 また部署はあれど垣根を超えたプロジェクトチームで開発を回しているところや、ディレクターとエンジニアがペアになって開発するところもあります。 プロダクトを開発すると言ってもいろいろな形態があり、それぞれに良し悪しがあり、さらに会社によって異なります。

どのような組織形態ならよりよいサービスを提供し続けられるのか、 エンジニアがやりがいを持って仕事に打ち込めるのかは永遠の課題です。 恐らくこれがいいという組織形態はなく、また会社のフェーズによっていろいろ変わってくるでしょう。 10人ではマッチした形態も、100人だとアンマッチになるかもしれません。 みんなが成長し成果を出せる組織形態を考え、それを作っていくのも私の仕事です。 会社の成長に合わせて組織形態も成長させないといけないので、かなり先を見据えて行動しなければならないと感じています。 こちらは開発に関わるメンバーにも影響がでるため、慎重にかつ大胆に進めてきたいと思っています。

まとめ

いま私が取り組もうとしていることをざっと書いてみましたがいかがでしたでしょうか。 VPoEといっても組織によってやることはまちまちだとおもいますが、ロコガイドではこのような方針でこれから活動していこうと思っています。 このような組織に興味ある方や、自分のキャリアプランに悩んでいる方、またこのような考えに共感していただける方など、いろいろな方とお話できればと思っていますので、ご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

また上の方にも書きましたが、弊社ではエンジニアを絶賛採用中です。カジュアル面談も積極実施中です。ご興味がある方はFacebookTwitterなどのSNS経由でお問い合わせください!

*1:オフラインは中止になりましたが、オンラインでの開催が検討されているようです。