技術部の根岸(@negipo)です。おもにトクバイのウェブサービスを触っています。昨日の夜は一晩中イソギンチャクが泳ぐ動画を眺めて過ごしていました。
みなさん、サービス開発やってますか? ぼくはやってます。きわめて困難なことばかりでおもしろいですよね。ぼくはいつのまにか困難なことにめちゃくちゃなおもしろみを感じるようになってしまいました。たとえば成功指標の取扱いなんてわりとむずかしいのでおもしろいです。
「私たちはサービス全体のPVに対して責任を持っています」
「そうですね」
「今回の施策はサービス全体のPVを向上させるものです」
「わかりました。やってみました」
「よくわかりませんでしたね。PV、あんまり上がらなかったし」
「はい」
こういうこと、ありませんか? そんなことはないですか? あなたが一番最近やった施策ではどうでしたか? 「出したら前よりよくなるのが自明だから成功指標を立てなかった」みたいなことになってませんか?
ぼくは成功指標にはふたつの役割が与えられていると考えています。
- 成功の定義付けをし、共通認識をつくる。
- 成功したかどうかを判断する。
この記事では上記それぞれの観点で、ぼくが最近やった施策ではどういうふうに指標がつかわれたのかを紹介します。みなさんがサービス開発をする上で成功指標をどのように取り扱うとよりよくなるのかを考える一助になれば幸いです。
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